Step 1 会社設立
会社設立の取引1件から
字幕の全文
- この動画では、会社を設立した取引一件から、CF精算表を作ります。
- 使うExcelは三つで、取引モジュール、年次推移表、CF精算表の順につなぎます。
- 取引を仕訳にし、勘定科目ごとの残高にまとめ、その増減を、キャッシュフロー計算書の行に振り分けます。
- ゴールは、途中に置いたチェックが、すべてゼロになることです。
- まず、取引モジュールのブックを開きます。
- クチヒゲ商事は、一株一円で、300万株を発行して、会社を設立しました。
- 出資額のE11に、単価と株数を掛ける数式を入れます。
- Enterで確定すると、300万円になりました。
- 資本金には、出資額を半分にして、端数を切り捨てた額を入れます。
- 残りの150万円は、資本準備金です。
- この取引を、マネーフォワードに取り込める形の、仕訳にします。
- 借方は普通預金で、300万円です。
- 貸方は、資本金と資本準備金で、150万円ずつです。
- 借方の合計と、貸方の合計が、どちらも300万円で、そろっています。
- 二つ目のExcel、年次推移表を開くと、このブックにも、同じ仕訳のシートが入っています。
- 普通預金の残高を、SUMIFSで、仕訳から集計します。
- 条件は二つで、勘定科目が普通預金であることと、日付が期間の中にあることです。
- 借方の金額の合計から、貸方の金額の合計を引いて、残高にします。
- 300万円になりました。
- 資本金と資本準備金も、同じ形の数式で、150万円ずつです。
- ここで、一つ目のチェックで、資産の部の合計は、300万円です。
- 負債と純資産の部の合計も、300万円です。
- B26に、この二つの差を出す数式を入れます。
- 結果はゼロで、この表では、ゼロを横棒で表示しています。
- 三つ目のExcel、CF精算表を開きます。
- このブックには、取引モジュールと年次推移表のシートも、そのまま入っています。
- 左から、科目名、期首残高、期末残高、増減の順に並んでいます。
- 初年度なので、期首残高は、どれもゼロです。
- 期末残高は、年次推移表から、科目名で探して持ってきます。
- 科目名が見つからないときは、IFERRORでゼロを返します。
- 同じ形の数式で、資本金と資本準備金の期末残高も入りました。
- 増減は、資産なら期末から期首を、負債と純資産なら、反対に期首から期末を引きます。
- このため、資本金が増えると、増減はマイナスになります。
- ここからが中心で、増減を、キャッシュフロー計算書のどの行の動きかで、右の列に振り分けます。
- 資本金と資本準備金の増加は、株式の発行による収入の列です。
- 金額は、増減の欄から取らずに、取引モジュールの集計から持ってきます。
- 探す手がかりは、科目名と年度を、つないだものです。
- 取引モジュールの中の、年度ごとの集計表から、この行を探します。
- 最後にマイナス一を掛けて、増減と同じ向きにそろえます。
- 150万円のマイナスが、二行とも入りました。
- 普通預金の増加は、現金及び預金の振替の列へ、そのまま移します。
- 繰越利益剰余金の行は、税引前当期純利益の列で、会社を作っただけなので、今回はゼロです。
- 一番右の合計の列は、増減から、振り分けた金額の合計を引いたものです。
- この数式を、下の行へコピーします。
- 振り分け漏れが無ければ、どの行もゼロになります。
- 十一行目には、列ごとの合計を出します。
- 増減の合計も、合計の列の合計もゼロなので、二つ目のチェックも、通りました。
- 下半分が、キャッシュフロー計算書です。
- 列の見出しと、同じ名前の行に、その列の合計を、マイナス一倍して移します。
- 株式の発行による収入の300万円が、財務活動によるキャッシュ・フローになります。
- 営業活動と投資活動はゼロなので、現金の増加額も、300万円です。
- 期首の残高はゼロで、期末の残高は、300万円です。
- 最後のチェックは、この期末残高と、普通預金の期末残高との差です。
- ゼロになったので、三つ目のチェックも、通りました。
- まとめです。
- 会社を設立した取引一件が、三つのExcelを通って、キャッシュフロー計算書の一行になりました。
- チェックは、年次推移表に一つ、CF精算表に二つ置いて、三つともゼロになっています。
- 次のステップで取引が増えても、この流れは変わりません。
- この画面と同じ三つのブックを、ダウンロードできるようにしてあります。